穴窯で焼成した自然釉が特徴、羽石修二氏の窯変片口。笠間の伝統工芸士。
存在は力強く、ダイナミックな表情。
素材の持つ色と焼締、自然の力が魅せる表情豊かな作品。
今では貴重となった穴窯(山の斜面を掘り天井を被せて作られた窯)で、大量の薪を燃やし、高温で六昼夜かけて焼成させる、大変な手間から生み出される、穴窯の表情を凝縮した作品。
“灰かぶり”という、焼成の時に灰が高温で溶けて自然釉(しぜんゆう)を作り出すのも大きな特徴です。
片口にはもちろん、注器としてソースやカジュアル抹茶など、食卓に彩りが生まれます。
陶器
外径100×注ぎ口50×高85 (mm)
重量260g
容量400ml (約)
使用後はよく乾かしてからしまってください。
自然釉の凹凸や貫入(細かいヒビのようなもの)は、欠陥ではなく作品の特徴です。
また、一つ一つ手作りのため、色や形など均一ではないことをご了承ください。
写真は自然光で撮影し、実物と最も近い写りのものを採用しています。
陶歴
1981年
京都市立銅駝美術工芸高等学校陶芸科卒業
1984年
京都嵯峨美術短期大学陶芸科卒業
1985年
茨城県窯業指導所成型科卒業
1991年
茨城県芸術祭美術展覧会・優賞
1993年
新匠工芸展・新人賞
2000年
茨城県芸術祭美術展覧会・会友賞
東京/松屋銀座アートギャラリー個展
2001年
第41回伝統工芸新作展・入選 ('03,'04,'05,'06,'07)
伝統工芸士の認定を受ける
2002年
東京/松屋銀座美術サロン個展 ('05,'06,'08)
東京/広尾ギャラリー旬個展 ('03,'04,'05,'06,'07,'08,'09)
2006年
第53回日本伝統工芸展・入選 ('07,'08,'09)
2008年
第48回東日本伝統工芸展・入選 ('09)
2009年
日本工芸会正会員
茨城工芸会 会員
茨城県美術展覧会 会員